染付鹿文深皿
そめつけしかもんふかざら
概要
"この皿の原型は、嘉靖、万暦年間に中国からヨーロッパ向けに大量に輸出された芙蓉手染付磁器である。1613(万暦14)年に、セント・ヘレナ沖でオランダ東インド会社のヴィッテ・レ・ウ号がポルトガル船によって撃沈された。1976年に、この沈船の積荷が引揚げられたが積荷の大部分が芙蓉手染付磁器であり、その中に標題の深皿の原型と思われる鹿文皿(22cm)があった。
オランダでは、この種の皿をクラムプト鉢と称しているが、口縁の巾が広くて輪花形の鉢をさすのである。有田製のこの鹿文鉢を、中国のそれと比較すると、文様の著しい和様火が目立つ。この皿と類似の皿は、レーワルデンのプリンセスホフ博物館にある。『磁器とオランダ東インド会社』の著者のフオルカーは、その著書中に、この種の皿こそ典型的な芙蓉手染付であると主張している。
<参考文献>
“Comparisons between models and Japanese copies,”by H.A.Daendels,Catalogus tentoonstelling Japans blauw en wit porcelain,Gemeentelijk Maseam Het Princesshof-Leeuwarden.Porcelain and The Dutch East India Company,1602~1682.by T.Volker,1954.
The Cargo of Chinese Porcelain salvaged from the wreck of The Dutch East-Indiaman White Leeuw(White Lion),sunk in 1613,off The Island of st.Helena,Satheby's Catalogue,1977."
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