観音寺 本堂 かんのんじ ほんどう

建造物 宗教建築 / 江戸

  • 滋賀県
  • 江戸中期 / 1716
  • 桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、向拝一間、背面張出附属、桟瓦葺
  • 1棟
  • 滋賀県米原市朝日
  • 重文指定年月日:19930420
    国宝指定年月日:
  • 観音寺
  • 重要文化財

観音寺は、滋賀県湖北の伊吹山の麓にある天台宗寺院である。
 本堂は、正徳六年(一七一六)、鐘楼は享保十年(一七二五)の建築で、ともに地元の大工宮部太兵衛が棟梁をつとめた。惣門はそれに続く十八世紀中期の建築である。
 本堂は、内陣の龍の持ち送り彫刻や内部の仕様・彫刻を各部で変化を持たせる点に特徴があり、滋賀県の近世社寺建築を代表する仏堂として貴重な建物である。鐘楼、惣門は、本堂と一連の建築で境内の構成や景観を考える上で重要である。

観音寺 本堂

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