建造物 近代その他 / 明治
明治44年(1911)竣工の石造2連アーチ橋。我が国の国道の起点。橋長49m、橋幅28m、アーチ径間21mの規模を持つ。壁石は切石積み。翼壁上に湾曲形の袖壁をめぐらす。装飾用材は全て青銅で,中央及び橋台部4隅に花形ランプ付方錘柱を建て、各柱座に蹲踞状の麒麟を配す。ルネッサンス式橋梁本体に和漢洋折衷の装飾が調和する。米元晋一が設計、妻木頼黄が装飾を担当。技術的,意匠的に優れた明治期を代表する石造アーチ道路橋。
勝鬨橋
坂戸橋
大江橋及び淀屋橋 大江橋