不動院金堂 ふどういんこんどう

建造物 宗教建築 / 室町

  • 広島県
  • 室町後期 / 1540
  • 桁行三間、梁間四間、一重もこし付、入母屋造、こけら葺
  • 1棟
  • 広島県広島市東区牛田新町三丁目
  • 重文指定年月日:19000407
    国宝指定年月日:19580208
  • 不動院
  • 国宝

広島市郊外の真言宗不動院の金堂であるが、天正年間に安国寺恵瓊が山口より移建した。もとは戦国大名の大内義隆が創建した禅宗寺院香積寺の仏殿で、天井絵の銘文より天文9年(1540)の建立とわかる。中世禅宗仏殿で最大規模を誇り、構造細部は禅宗様の典型で、本尊空間と礼拝空間からなる内部は、失われた中世五山仏殿を思わせる。

不動院金堂 ふどういんこんどう

ページトップへ