絹本著色釈迦金棺出現図
けんぽんちゃくしょくしゃかきんかんしゅつげんず
絵画 / 平安
- 京都府
-
平安
- 1幅
- 京都国立博物館 京都府京都市東山区茶屋町527
- 重文指定年月日:
国宝指定年月日:19510609
登録年月日:
- 独立行政法人国立文化財機構
- 国宝・重要文化財(美術品)
釈迦如来が涅槃に入った直後,摩耶夫人は天から駆けつけ,釈迦の金の棺に取りすがって嘆き悲しんだ。ときに,釈迦は神通力をもって棺の中から身を起こし,母のために説法したという,仏教説話を絵画化したもの。本図はこの主題を大画面に劇的に構成した平安時代後期の作品で,日本の仏教絵画を代表する傑作の一つといえる。160×229.5㎝。