御宝殿の稚児田楽・風流 ごほうでんのちごでんがくふりゅう

民俗 無形民俗文化財

  • 福島県
  • 指定年月日:19760504
    保護団体名:御宝殿熊野神社田楽保存会
  • 重要無形民俗文化財

いわき市錦町御宝殿の熊野神社の七月三十一日、八月一日の祭に演じられるもので稚児田楽と風流が中心となり、豊凶占いのおほこたて、豊作祈願のざらっこ(稚児田楽)、豊年感謝の鷺舞・鹿舞・獅子舞などで構成される。ざらっこは、笛、太鼓の囃子方に対して、からす、うさぎの役がそれぞれ一人、ざらっこ(びんざさら役)六人の計八人の稚児が、四人ずつ向かい合ってびんざさらを摺りながら田楽躍を展開する。(曲目次第は道行、総めぐり、二列組打、総めぐり、組合せで進行する)。地方的特色が顕著であり、芸能史的にも価値が高い。

御宝殿の稚児田楽・風流 ごほうでんのちごでんがくふりゅう

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