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世界遺産と無形文化遺産

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群(平成29年度記載)


「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群
「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」は,「神宿る島」沖ノ島を崇拝する文化的伝統が,古代東アジアにおける活発な対外交流が進んだ時期に発展し,海上の安全を願う生きた伝統と明白に関連し今日まで継承されてきたことを物語る稀有な物証です。
沖ノ島には,4世紀から9世紀の間の古代祭祀の変遷を示す考古遺跡が,ほぼ手つかずの状態で現代まで残されてきました。古代祭祀遺跡を含む沖津宮,中津宮,辺津宮は,宗像大社という信仰の場として現在まで続いています。そして,その信仰を担い育んだ宗像氏の存在を物語る資産が,新原・奴山古墳群です。

■宗像大社沖津宮(沖ノ島、小屋島、御門柱、天狗岩)(むなかたたいしゃおきつみや (おきのしま、こやじま、みかどばしら、てんぐいわ))
 沖津宮では、古代から「神宿る島」として航海の安全と交流の成就を願う祭祀が行われてきました。沖ノ島への信仰から生まれた宗像三女神を祭る宗像大社の信仰の原点であるとともに、宗像三女神の一神である田心姫神を祭っています。また、沖ノ島そのものが信仰の対象として現代まで継承されています。

■宗像大社沖津宮遙拝所(むなかたたいしゃおきつみやようはいしょ)
 神職以外の立ち入りが禁じられている沖ノ島を人々が拝むために設けられた拝所で、沖ノ島に対する信仰の伝統を象徴しています。晴れて空気が澄み渡った日には、ここから水平線上に沖ノ島を望むことができます。

■宗像大社中津宮(むなかたたいしゃなかつみや)
 沖ノ島への信仰から生まれた三女神の一神である湍津姫神を祭っており、沖ノ島と九州本土をつなぐ大島の信仰の場所です。また、背後の山頂には古代からの祭祀場所である御嶽山祭祀遺跡があります。

■宗像大社辺津宮(むなかたたいしゃへつみや)
 沖ノ島への信仰から生まれた三女神の一神である市杵島姫神を祭っています。九州本土における信仰の場であり、今日の宗像大社における信仰活動の中心として現代に継承されています。

■新原・奴山古墳群(しんばる・ぬやまこふんぐん)
 九州本土から沖ノ島へと続く海を望む台地上に築かれた41基の墳墓からなる古墳群です。沖ノ島への信仰から宗像三女神に対する信仰を生みだし、現代まで伝えてきた古代豪族宗像氏の存在を証明しています。

記載物件名 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群
具体的な物件 宗像大社沖津宮,(沖ノ島,小屋島,御門柱,天狗岩),
宗像大社沖津宮遙拝所,宗像大社中津宮,
宗像大社辺津宮,新原・奴山古墳群
所在地 福岡県宗像市,福津市
記載年月 平成29年7月
区分 文化
宗像大社沖津宮遙拝所
宗像大社沖津宮遙拝所
宗像大社中津宮
宗像大社中津宮
宗像大社辺津宮
宗像大社辺津宮
新原・奴山古墳群
新原・奴山古墳群
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