北政所宛豊臣秀吉自筆書状 きたのまんどころあてとよとみひでよしじひつしょじょう

歴史資料/書跡・典籍/古文書 文書・書籍 / 安土・桃山

  • 豊臣秀吉
  • とよとみひでよし
  • 桃山時代 / 1593
  • 1通(掛幅装)
  • 重要美術品
  • 佐賀県立名護屋城博物館

 本資料は、豊臣秀吉が、文禄の役に際して在陣していた名護屋から、文禄2(1593)年5月22日におね(北政所)あてに出した手紙である。主な内容としては、明の使節が謝罪のために名護屋に来て講和のための条件を提示したこと、一方で秀吉が朝鮮半島に日本の城の建設を命じていること、追伸の中で秀吉が風邪をひいていると述べていること、淀君の懐妊についておねへ配慮していることなどが挙げられる。
 文禄の役の和平交渉の最中の実情や、秀吉のおねへの心配りなどがわかる貴重な資料である。

北政所宛豊臣秀吉自筆書状 きたのまんどころあてとよとみひでよしじひつしょじょう

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