民俗 有形民俗文化財 / 昭和以降
紺の濃淡の裂き織り地をつきあわせ、自家製らしい白茶の極太の麻糸を露出させた様は一つの模様をなしている。さらに肩と脇あき部分の一面を埋める補強刺しもよく映えている。「丈夫でイバラさけるし、雨が降っても通さんし、暖かいし、薪(バイタ)かついだり、カヤ担いだりするにいい」と言われ、仕事着に欠かせないものであった。
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ツギコシドンザ(刺子仕事着)
ドンザ
佐田岬半島の裂織の仕事着