建造物 宗教建築 / 室町
- 茨城県
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室町後期 / 1569以前
- 桁行三間、梁間四間、一重、両側面及び背面もこし付、寄棟造、茅葺、もこし板葺
- 1棟
- 茨城県取手市大字米ノ井
- 重文指定年月日:19760520
国宝指定年月日:
- 竜禅寺
- 重要文化財
両側面と背面にもこしを付けた茅葺の三間堂(現在は軒支柱を立て、新しい建具を入れているので外観が損われている)。 禅宗様に和様を加えた様式からなり、地方色が濃厚。部材の保存がきわめてよく、かつ、旧痕跡が明瞭なので、当初の状態がよくわかる。関東地方における中世~近世の建築の流れを知るうえに貴重。天台宗に属し、釈迦、弥陀、弥勒の三尊を祀る。