諏訪大社上社本宮 拝殿 すわたいしゃかみしゃほんみや ほんぐうはいでん

建造物 宗教建築 / 江戸

  • 長野県
  • 江戸末期 / 1857
  • 桁行一間、梁間一間、一重、向唐破風造、銅板葺、左右袖壁附属
  • 1棟
  • 長野県諏訪市大字中洲
  • 重文指定年月日:19831226
    国宝指定年月日:
  • 諏訪大社
  • 重要文化財

諏訪大社は信濃国一宮として古くから崇敬を集めている古社で、七年毎に行われる御柱祭は全国的に著名である。神社は上社と下社に分かれ、上社はさらに前宮と本宮よりなる。
 本宮の現社殿は天保六年(一八三五)造替のもので、本殿を持たない、門形式の幣殿とその前の拝殿、翼廊状の片拝殿など、この神社特有の形式、配置をよく伝えている。竜や雲、千鳥などの彫刻が鏤められた華麗な建築は、地元の工匠立川流二代目富昌の代表的建築として貴重である。また、四脚門は、幣殿、拝殿より古く、慶長十三年(一六〇八)造営と伝えるもので、磐座信仰の本来の軸線を示す位置にある。

諏訪大社上社本宮 拝殿 すわたいしゃかみしゃほんみや ほんぐうはいでん

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