工芸品 / 鎌倉
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行光
- 東京都
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鎌倉
- 平造、三つ棟、内反り。鍛板目肌よく約み、地沸厚く地景入る。刃文広直刃調に小足、葉入り、ところどころに金筋かかり、匂深く、小沸よくつく。帽子直ぐに小丸掃きかけ、金筋かかり、小沸よくつき、やや長く返る。茎生ぶ、先栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔一、目釘孔の下中央に細鏨の二字銘。
- 身長26.4 内反 元幅2.3 茎長10.7 (㎝)
- 1口
- 東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9
- 重文指定年月日:19310119
国宝指定年月日:19540320
登録年月日:
- 独立行政法人国立文化財機構
- 国宝・重要文化財(美術品)
相州行光の傑作。新藤五国光の門人で、その在銘作は少ない。作風は国光に似て鍛えに地景がよく現れ、沸の深い直刃に金筋を入れることが多い。加賀前田家伝来。