無量義経 むりょうぎきょう

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  • 鎌倉
  • 3巻
  • 重文指定年月日:
    国宝指定年月日:19560628
    登録年月日:
  • 長谷寺
  • 国宝・重要文化財(美術品)

金切箔散しの薄茶地丁子吹雁皮紙【ちようじぶきがんびし】と白茶地雁皮紙とを交互に継ぎ、金泥界線中に一紙二十六行、一行十七字に書写している。書風は温雅優美な和様の典型を示し、平安中期の代表的装飾経である。国宝観普賢経(根津美術館蔵)と一具のもので、もとは法華経開結十巻として書写されたものであろう。巻末には元和九年(一六二三)良恕親王の跋があり、行成筆と伝えているが確証はない。

無量義経

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