雨下猛虎図鐔〈銘利寿(花押)/〉 うかもうこずつば

工芸品 / 江戸

  • 利寿
  • 東京都
  • 江戸
  • 丸形、鉄地、高彫、象嵌、小透、片櫃孔、角耳。
    表右側中央に岩窟を小透かしにし、岩上に蟠踞(ばんきょ)する猛虎を力強く高彫し、虎斑を金象嵌で表し、左斜上に雲を鋤出高彫にし、降雨を毛彫りにし、下半は怒濤を高彫りにし金銀で飛沫を色絵にする。裏は全てその背面を見せる。表左側に銘がある。
  • 縦7.4 横7.3 (㎝)
  • 1枚
  • 東京都台東区上野公園13-9
  • 重文指定年月日:19550202
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 独立行政法人国立文化財機構
  • 国宝・重要文化財(美術品)

奈良派の利寿は江戸時代中期を代表する名工であるが、鐔の作例は極めて少ない。竜虎は刀装具の題材としてよく用いられるが、本鐔は高りの力強い作で、利寿の特色をよく示している。

雨下猛虎図鐔〈銘利寿(花押)/〉 うかもうこずつば

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