流水文銅鐸/伝奈良県出土 りゅうすいもんどうたく

考古資料 / 弥生

  • 兵庫県
  • 弥生
  • 1口
  • 西宮市松下町2-28
  • 重文指定年月日:19850606
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 財団法人辰馬考古資料館
  • 国宝・重要文化財(美術品)

 鋳銅。身の両側がわずかに内反りとなって、ほぼ直線的に広がる形態の銅鐸で、いわゆる突線鈕式に属するものである。
 幅の狭い両鰭には鋸歯文をめぐらし、鰭裾には数条の平行線を施す。いま飾耳は欠失するが、もと身部に三対、鈕にも三箇があった痕跡をとどめる。鐸身は全体が幅に比して前後の厚みがあり、身部は縦の割付け線三条で四区画され、区画ごとに反転し、九段の流水文が施されている。

流水文銅鐸/伝奈良県出土

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