鍛朧銀花器 たんおぼろぎんかき

工芸技術 金工 / 昭和以降

  • 田口寿恒  (1940~)
  • たぐち としちか
  • 平成14 / 2002
  • 鍛金
  • 1口
  • 文化庁分室(東京都台東区上野公園13-9)
  • 第49回日本伝統工芸展
  • 国(文化庁)

 材質は四分一(しぶいち)であるが、これに極少量の金を加えることで、通常の四分一よりも深みのある灰色としている。四分一の円い板を、中央より外側に向かって打ち広げてゆき、目的の大きさにしたところで鎬をつける。
 仕上げは外面と内面で異なり、外側は鎚目による梨地とし、内側は磨いて、表裏の質感に差を見せ、四分一の独特の風合いを生かした。

鍛朧銀花器 たんおぼろぎんかき
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