絵画 日本画
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関口老雲
(1836~1901)
- せきぐちろううん
- 絹本・着色・捲り
- 縦43.8、横28.3(cm)
- 1枚
- 山口県萩市大字堀内355番地
- 杉家寄贈
- 萩博物館
信州松代藩士で幕末の代表的な洋学者佐久間象山を描いたもの。佐久間象山(1811~1864)は江戸に塾を開き、勝海舟や坂本龍馬をはじめ多数の門人に蘭学や洋式砲術を教えた。安政元年(1854)には萩出身の門人吉田松陰の海外密航未遂事件(下田踏海事件)に連座して蟄居に処され、文久2年(1862)まで松代の自宅で謹慎した。この肖像画は落款から、象山門人で書画をよくした関口老雲(通称は守衛)の作であることがわかる。