萬福寺 大雄宝殿 まんぷくじ だいおうほうでん

建造物 宗教建築 / 江戸

  • 京都府
  • 江戸中期 / 1668
  • 桁行三間、梁間三間、一重もこし付、入母屋造、本瓦葺、正面月台附属
  • 1棟
  • 京都府宇治市五ヶ庄三番割
  • 重文指定年月日:19130414
    国宝指定年月日:20241209
  • 宗教法人萬福寺
  • 国宝

萬福寺は中国僧隠元によって開創された黄檗宗の大本山である。伽藍の造営は寛文元年(一六六一)からはじめられ、延宝七年(一六七九)までに一応の完成をみたが、その後も若干の新築や再建等があり現在に至っている。
 伽藍の配置や堂舎の建築様式は、中国の明代末期から清代初期の仏教建築の影響を受けたもので、近世建築史上価値が高い。
 現在、大雄宝殿等十七棟が重要文化財に指定されているが、これに位牌堂である祠堂、切妻造の大庫裏、徳川歴代将軍の位牌を祀る威徳殿の三棟を加え、特色ある伽藍全体の保存を図る。

萬福寺 大雄宝殿

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