大山寺阿弥陀堂 だいせんじあみだどう

建造物 宗教建築 / 室町

  • 鳥取県
  • 室町後期 / 1552
  • 桁行五間、梁間五間、一重、寄棟造、向拝一間、こけら葺
  • 1棟
  • 鳥取県西伯郡大山町大字大山
  • 重文指定年月日:19040218
    国宝指定年月日:
  • 大山寺
  • 重要文化財

 大山寺は、奈良時代に創建されたと伝わる大山信仰の霊場で、中国地方を代表する天台宗寺院(別格本山)のひとつである。
 現在の阿弥陀堂は、銘札により天文21年(1552)の建立と知られる仏堂で、太い柱や梁を用いた雄大なつくりを特徴とする。また、柱上の組物や軒廻りの意匠には和様の特徴を色濃く示す。
 なお、向拝は梁や組物にみられる様式が他の部分と異なり、後世の増築であることが知られる。

大山寺阿弥陀堂

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