十六疋獅子図三所物〈小柄、笄銘宗珉(花押)/〉
じゅうろっぴきししずみところもの
工芸品 / 江戸
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宗珉
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江戸
- 小柄 赤銅魚子地、高彫色絵、裏板削金 銘宗珉(花押)
笄 赤銅魚子地、高彫色絵、肩金、先削継金 銘宗珉(花押)
目貫 素銅地容彫、金銀置金、無銘
- 小柄 縦9.6
笄 縦22.7 (㎝)
- 1揃
- 重文指定年月日:19540320
国宝指定年月日:
登録年月日:
- 国宝・重要文化財(美術品)
後藤家の出身であるが、家彫にあきたらず幕府の禄を辞して、いわゆる町彫を創始した宗珉の傑作。小柄を笄にそれぞれこの工の得意とする大小の獅子五疋ずつを配し、目貫は各三疋ずつの獅子を配している。後藤家には見られない独特の味含がある。