東福寺常楽庵 塔司寮(書院)
とうふくじじょうらくあん たっすりょう(しょいん)
建造物 宗教建築 / 江戸
- 京都府
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江戸後期 / 182
- 桁行16.0m、梁間12.0m、一重、入母屋造、西面庇付、東面集会の間・
西面玄関・南面東西客殿間廊下附属、桟瓦葺、東面昭堂に接続、
北面西寄り庫裏に接続
- 1棟
- 京都府京都市東山区本町十五丁目
- 重文指定年月日:19971203
国宝指定年月日:
- 東福寺
- 重要文化財
東福寺の中心伽藍の北方に位置する。東福寺の開山である円爾(えんに)を祀る開山塔院である。現在の建物は文政2年(1819)炎失後の再建で、文政6年から7年まで開山堂・昭堂、塔司寮、庫裏がほぼ整えられ、文政9年に全域が竣工している。各建物が広い庭を囲むように建つ配置構成に特徴があり、なかでも開山堂・昭堂は上部に楼閣風の伝衣閣(でんねかく)をもつ点が珍しく、内部の構成にも見るべきものがある。