彫刻 木像 / 鎌倉
割矧造、彩色仕上になる。中国浄土教の高僧、善導(六一三~六八一)の肖像で、鎌倉時代以降、浄土宗寺院を中心に盛んに造られた善導像の最古級の遺品。念仏を唱えながら歩む動きの一瞬を捉えた表現は見事で、鎌倉彫刻の写実性がよく表れた作品である。
木造善導大師立像
木造如意輪観音坐像