鍋島緞通 蔓牡丹紋 縁二重雷紋
なべしまだんつう つるぼたんもん ふちにじゅうらいもん
工芸品 染織 / 明治
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明治後期
- 木綿製 一畳物片房
- 縦183.3cm 横92.7cm
- 1枚
- 佐賀県佐賀市松原2丁目5-22
- 公益財団法人鍋島報效会
鍋島緞通は江戸時代元禄期(1688~1704)、佐賀城下郊外の嘉瀬郷 扇町村で製作され始めた木綿織の敷物。「花毛氈(はなもうせん)」と呼ばれ、佐賀藩御用品として一般の売買は禁止され、鍋島焼同様主に献上品として使用された。この緞通は「灰地」という赤味を含んだオフホワイトに、色鮮やかな赤、紺、青、水色、緑二種、糸は鍋島家納めの特別あつらえか、弾力のある良質のもの。四隅を飾る模様は「福」につうじる「こうもり」か。