豊見親墓(沖縄県平良市字西仲宗根) あとんま墓 とぅゆみゃばか あとんまはか

建造物 近世以前その他 / 江戸

  • 沖縄県
  • 江戸末期 / 1830-1867
  • 墓室、周囲石垣よりなる
  • 1基
  • 沖縄県宮古島市平良西仲宗根3-4
  • 重文指定年月日:19930420
    国宝指定年月日:
  • 平良市字西仲宗根財産区
  • 重要文化財

豊見親墓は、仲宗根豊見親を始祖とする忠導氏にゆかりのある墓で、宮古島の西北の平良湾に臨んだ墓地にある。仲宗根豊見親は、十五世紀末~十六世紀初に宮古の首長をつとめた人物で、知利真良豊見親はその三男である。あとんま墓は、忠導氏一門の後妻を祀っている。
 仲宗根豊見親の墓、知利真良豊見親の墓は、十八世紀中期に築造された巨大な石造墳墓で、宮古島を代表する石造建築として価値が高い。あとんま墓は、十九世紀前期の築造で、岩盤を利用した石造技法にみるべきものがある。

豊見親墓(沖縄県平良市字西仲宗根) あとんま墓

ページトップへ