板碑(戸井町の板碑) いたび(といちょうのいたび)

歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 室町

  • 北海道
  • 室町時代
  • 1
  • 函館市浜町(旧戸井町) 戸井町郷土館
  • 函館バス戸井バス停から徒歩3分、戸井教育事務所 0138-82-3150、戸井町郷土館 0138-82-2273。
  • はこだてし
  • 北海道指定有形文化財

・室町時代の終わり頃から、和人が蝦夷地に移り住みはじめます。戸井地区は、志海苔館などとならび、和人が早くからその足跡を残した地でもあります。
・昭和43年の戸井町役場建設に伴い行われた発掘調査で「戸井館」の存在が広く知られるようになりました。館は、14世紀後半頃のものと考えられており、コシャマインの戦い以前に落ちたと言われています。
・この「板碑」は、同時期のものと考えられており、2基ともに14世紀中頃から末頃のものと推定されています。板碑は、石の塔婆とでも言うべきもので、供養のために建てられます。「戸井町の板碑」は日本海海岸のものに似ていると言われ、その内容は風化が激しくはっきりしませんが、阿弥陀三尊と金剛界の五仏が刻まれているようです。

板碑(戸井町の板碑) いたび(といちょうのいたび)
ページトップへ