歴史資料/書跡・典籍/古文書 絵図・地図 / 江戸
正保元年(1644)、幕府は諸大名に対し、郷帳・城絵図とともに国絵図の製作を命じた。これにより佐賀藩では肥前国絵図を作製し、国絵図は正保4年(1647)に完成した。本図には郡単位、村単位の石高、宿場、主要河川の川幅や水深などの詳細な注記が見られる。また佐賀城下については、慶長国絵図では「城」、元禄国絵図では「佐嘉城」と大書するにとどまるのに対し、本図では城下の主要な道路や堀まで描き込まれている。
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肥前一国絵図・五嶋図及び肥前一国道則帳附.絵図箱(肥前一国図在銘)
岩谷周介
元禄肥前国絵図
慶長肥前国絵図