那智の田楽 なちのでんがく

民俗 無形民俗文化財

  • 2012年 ユネスコ 無形文化遺産保護条約 「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」記載
  • 保護団体名 : 那智田楽保存会
  • 重要無形民俗文化財(民俗芸能)昭和51年5月4日指定

東牟婁郡那智勝浦町の熊野那智大社の祭(七月十四日)に行われるもので、祭は扇祭(扇会式)あるいは火祭などとも呼ばれる。伝承では応永年間、京都の田楽法師が伝えたものといわれる。芸能次第としては、「大和舞」「田楽舞」「田植舞」、次いで扇御輿の渡御、大松明行事、御滝本祭とあって、続いて「田刈舞」が演じられ、やがて還御祭となっておおよその行事次第を終わる。このうち田楽舞は、シテテン、ビンザサラ、太鼓、笛の四役十一人によって行われ、乱声【らんじよう】、鋸歯【のこぎりば】、八拍子など二十余曲の古風な演技法が伝えられている。

那智の田楽 なちのでんがく

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