奥家住宅(大阪府泉佐野市南中樫井) 表門 おくけじゅうたく おもてもん

建造物 住居建築

  • 大阪府
  • 江戸中期 / 1661-1750
  • 長屋門 桁行10.1m、梁間3.0m、東端入母屋造、西端附属屋に接続
    附属屋 桁行10.8m、梁間5.0m、南端入母屋造、北端切妻造
    総本瓦葺
  • 1棟
  • 大阪府泉佐野市南中樫井193番地
  • 重文指定年月日:19690620
    国宝指定年月日:
  • 重要文化財

奥家住宅は,元和2年(1616)に帰農して当地に定着したとされる豪農の屋敷である。泉佐野市南端部の大阪湾沿岸に位置し、紀州街道に沿って屋敷を構える。主屋は、前身建物の部材を用いながら享保12年(1727)に建てられた。表門が19世紀前半の建築と推定され、東土蔵は棟札より明治3年の建築と判明した。西土蔵は既指定の東土蔵の西に接続し、取り合い部から明らかに古く、19世紀初期の建築と推定される。主屋は規模雄大で、居室部と客室部からなり、泉南地方の大型民家としての価値が認められる。土蔵、塀は建物と一体的な価値を有し、屋敷の構成や景観も高く評価される。

奥家住宅(大阪府泉佐野市南中樫井) 表門

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