草野家住宅 主屋 くさのけじゅうたく しゅおく

建造物 住居建築 / 江戸

  • 大分県
  • 江戸後期 / 1751-1829
  • 店舗部、玄関部、仏間部、新座敷部、隠宅部、客間部からなる
    店舗部 桁行一三・七メートル、梁間一四・一メートル、一部二階建
        、切妻造、南面門附属、桟瓦葺
    玄関部 桁行一三・五メートル、梁間六・〇メートル、二階建、切妻
        造、西面隠宅控附属、南面店舗部に接続、本瓦葺及び桟瓦葺
    仏間部 桁行八・九メートル、梁間五・九メートル、切妻造、南面化
        粧部屋附属、東面店舗部に接続、桟瓦葺
    新座敷部 桁行八・八メートル、梁間六・三メートル、切妻造、西面
        湯殿及び便所附属、東面客間部に接続、桟瓦葺
    隠宅部 桁行六・七メートル、梁間五・七メートル、切妻造、西面湯
        殿及び便所附属、東面玄関部に接続、桟瓦葺
    客間部 桁行九・六メートル、梁間三・九メートル、二階建、寄棟造
        及び切妻造、北面茶室附属、東面店舗部に接続、桟瓦葺
  • 1棟
  • 大分県日田市豆田町127番地
  • 重文指定年月日:20091208
    国宝指定年月日:
  • 重要文化財

 草野家住宅は,日田市豆田町伝統的建造物群保存地区に所在する商家建築で,店舗や仏間,座敷などからなる主屋は,江戸後期から末期にかけて建築され,主屋の後方には土蔵が建ち並んでいる。
 主屋の表側は外部を漆喰塗大壁とし重厚な外観を呈しているが,裏側の座敷や仏間などは数寄屋風の意匠を基調としており,瀟洒な座敷飾や細部装飾を備えている。
 草野家住宅は,九州地方北部における居蔵造の発展した形式を伝える大型の商家建築として重要である。また,主屋とともに江戸時代に建築された土蔵も良好に保存されており,価値が高い。

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