紙本金地著色日吉山王祭礼図〈/四曲屏風〉

絵画 / 安土・桃山

  • 桃山
  • 一双
  • 重文指定年月日:19700525
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 檀王法林寺
  • 国宝・重要文化財(美術品)

日吉祭は、毎年四月中の申【さる】の日に行なわれる。本図はその主な行事である榊の神事(向かって右隻)と神輿渡御(左隻)の様子を図絵したもので、日吉祭礼図のうちで最も古様を伝え、細密な描写のうちによく当時の風俗を活写している。描写様式よりみて制作も慶長期を下らぬ狩野派のものと考えられるが、祭礼図を主題とした風俗画のうち祇園祭礼図・豊国祭礼図などと並んで注目される。もと四面二組の襖であったが、保存のため改装されたものである。

紙本金地著色日吉山王祭礼図〈/四曲屏風〉

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