絵画 日本画
たくさんの実を実らせた葡萄が、竹の棚にからまりながら画面全体に広がり、豊饒(ほうじょう)な秋の情趣を偲ばせる屏風絵である。工芸的技法ともいえる胡粉(ごふん)による盛り上げ彩色によって描き出された葡萄の葉と、金雲とが装飾的展開を見せる。画面下半分には土坡と流水が描かれ、画面に奥行を与えている。
全2枚中 2枚表示
吉野山龍田川図屏風
狩野派
源氏物語図屏風
岩佐派
洛中洛外図屏風