工芸品 / 平安
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正恒
- 岡山県
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平安
- 鎬造、庵棟、中鋒、腰反高く踏張がある。鍛小板目よく約み、地斑交じり地沸つく。刃文小乱れに小丁子交じり、足葉頻りに入り、匂深く小沸よくつく。帽子僅かに乱れ込み先小丸。茎生ぶ、先栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔二、目釘孔の下中央に銘がある。
- 身長66.3 反2.3 元幅3.2 先幅2.0 茎長20.6 (㎝)
- 1口
- 岡山県岡山市丸の内2-7-15
- 重文指定年月日:19560628
国宝指定年月日:
登録年月日:
- 財団法人林原美術館
- 国宝・重要文化財(美術品)
古備前正恒の作で、比較的に多く現存する同作の中でも完存の部に入るものである。また、当時代の小太刀は現在稀である。