馮子振墨蹟〈与放牛光林語/〉 ふうししんぼくせき

歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 

  • 福岡県
  • 1幅
  • 福岡縣太宰府市石坂4-7-2
  • 重文指定年月日:19710622
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 独立行政法人国立文化財機構
  • 国宝・重要文化財(美術品)

 馮子振墨蹟は、元代の文人馮子振が、わが国の入元僧放牛光林の法器を賞して与えた語。馮子振は文人であるが、中峰明本・古林清茂など元代の代表的禅僧との交わり深く、またわが国入元僧との交渉もあって、その墨蹟が数点伝存している。放牛光林はこの後建仁寺第三十二世を嗣ぎ、南禅・天龍寺にも歴住した。
 (溪西広沢墨蹟、月江正印墨蹟、馮子振墨蹟の三件は、いずれも日中禅宗交渉史上の貴重な遺品である。)

馮子振墨蹟〈与放牛光林語/〉

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