延暦寺楞厳三昧院解〈天禄三年正月十五日/〉 えんりゃくじりょうごんざんまいいんげ

歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 平安

  • 平安 / 972
  • 1幅
  • 重文指定年月日:19790606
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 延暦寺
  • 国宝・重要文化財(美術品)

 天禄三年正月、比叡山横川【よかわ】の楞厳三昧院【りようごんさんまいいん】が、かつて西塔が東塔より分離した先例に倣い、両塔からの横川の独立を求めて天台座主良源に出した解状で、末には別紙をついで、その申請を許可した良源の自署及び延暦寺三綱の署判が加えられている。
 平安時代における叡山三塔の成立・発展の歴史を示し、かつ元三【がんさん】大師良源の数少ない筆跡を伝えた文書である。

延暦寺楞厳三昧院解〈天禄三年正月十五日/〉

ページトップへ