安中中宿の燈篭人形 あんなかなかじゅくのとうろうにんぎょう

民俗 無形民俗文化財

  • 群馬県
  • 指定年月日:19770517
    保護団体名:中宿糸繰燈篭人形保存会
  • 重要無形民俗文化財

 舞台は間口約七メートル、奥行約八メートルの掛小屋で、前方に約一・四メートルの勾欄幕をはる。人形は割竹の簡単な骨組に西ノ内紙の衣裳を着せる。
 人形の全長は六〇~九〇センチで、胴の中に回転式の豆カンテラをつける。この光が人形の胴を明るく浮き立たせる。開幕は口上読みの声から始まり、まず「三番叟」、つづいて「馬乗り小僧」(曲馬)、「俵小僧」、「清姫綱渡り」が糸操りで演じられる。安中に伝わる灯籠人形は人形芝居の一つで、独特の操法を有し、芸能の変遷の過程を示すとともに地域的特色を示す。

安中中宿の燈篭人形 あんなかなかじゅくのとうろうにんぎょう

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