伝統的建造物群 その他
- 宮城県
- 7.4
- 宮城県柴田郡村田町
- 選定年月日:20140918
- 重要伝統的建造物群保存地区
村田町村田は仙台市の南方に位置する商家町で、江戸時代は紅花の集散地として、明治以降は繭の集散地および仙南の中心的な商業地として栄える。通りに面して、店舗専用建築と門が交互に並ぶ特徴的な町並を形成し、店はなまこ壁を多用した重厚な土蔵(どぞう)造とし、門には彫刻や欄間を飾り、いずれも近代以降に意匠的に発展した形式とする。江戸時代に整備された町割りの上に、意匠的に優秀な伝統的建造物を良く残し、近世から近代にかけて栄えた商家町の歴史的風致を良く伝える。