絵画 水彩
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デュフィ、ラウル
(1877-1953)
- でゅふぃ、らうる
- フランス
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1942年
- 水彩・グァッシュ、紙
- 50.0×65.0cm
- 1
デュフィの父は、聖歌隊を指揮し、オルガンを弾く大変な音楽好きだった。デュフィは父の音楽に対する感受性を受け継ぎ、明るい色彩に軽快な描線が走るリズミカルな絵で知られるようになる。生涯を通じて多数の作品を残したが、中でも自らの自由な感性をのびのびと描いた水彩画は、彼の芸術の特徴をよく示している。「絵画はオーケストラの楽譜」と語った彼の絵筆は、花を描いた本作でもその軽やかな調子を画面一杯に満たしている。