西浦の田楽 にしうれのでんがく

民俗 無形民俗文化財

  • 選定年月日:19700608
    保護団体名:西浦田楽保存会
  • 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財

磐田郡水窪町西浦の所能山観音堂の旧一月十八日、十九日の祭りに演じられるもので、「庭定め」「鎮守祭」「御神供ばやし」「天狗、天伯の神迎えの式」などが終了すると、「田楽」と称される地能三十三番、はね能十三番、獅子・しずめが観音堂の庭に設けられた楽堂前で夜を徹して演じられる。特に地能における「高足」などの田楽芸や、「田打」「種蒔」「よなぞう」などの田遊びなどを多くもっている点、また一曲の後にその曲を復演するもどきという演出法を多く演じる点など、芸能史的に重要な価値を有している。

西浦の田楽

ページトップへ