歴史資料/書跡・典籍/古文書 文書・書籍 / 明治
井上勝が明治32年(1899)9月、東京から萩の杉民治に送った書簡。勝は、杉民治から送られた手紙を読み、久しぶりに帰省しながらも面会せず帰京したことを叱責されたため、詫びを述べる。その一方、萩では東光寺(毛利家菩提寺)にある実兄冷泉五郎の墓へ参り、しばらく涙を流したとも伝えている。自分を指して「鬼の目にも涙とやら」と表現するなど、喜怒哀楽の激しい人柄がうかがえる。
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井上勝書簡
井上勝