高麗版貞元新訳華厳経疏巻第十 こうらいばんじょうげんしんやくけごんきょうしょまきだいじゅう

歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他

  • 東京都
  • 高麗
  • 紙本
  • 縦28.9㎝ 全長1916.8㎝
  • 1巻
  • 東京都世田谷区上野毛3-9-25
  • 重文指定年月日:20100629
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 公益財団法人五島美術館
  • 国宝・重要文化財(美術品)

『貞元新訳華厳経疏』は、華厳宗第四祖である唐の澄観(737~838)による般若訳華厳経の注釈書で十巻からなる。本巻は、刊記によれば、高麗の義天(1055~1101)によって寿昌元年(1095)に刊行された経典であることが知られる。本巻は、『華厳経随疏演義鈔』(重要文化財)とともに伝本稀な高麗版の一本で、首尾を完存する精刻本として東洋印刷史上極めて貴重な遺例である。

高麗版貞元新訳華厳経疏巻第十

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