カワウソ かわうそ

天然記念物

  • 地域を定めない
  • 指定年月日:19640627
    管理団体名:
  • 史跡名勝天然記念物

カワウソは、イタチ科の動物で、おもに水辺に生息し、夜間岩穴や叢林を出て、魚貝類などを採食する。
年一回繁殖し、一腹一ないし二仔を産むといわれる。
もと、本邦各地に多数生息していたが、現在その生息数はきわめて少なく、学術的価値はきわめて高いと認められる。
S40-5-078カワウソ(地域を定めず).txt: 昭和39年天然記念物に指定したものを格上げする。もと日本各地にひろく生息し、庶民に親しまれた有名な動物であるが、生息環境の悪化、乱獲などのため激減し、今は四国西南部の海岸に少数を確認するのみになった貴重な動物である。
S39-06-020カワウソ(天然記念物).txt: カワウソは日本特有の動物ではないが、古くから日本各地の人々に親しまれてきた愛すべき小動物である。近年、乱獲や自然環境の変化等により、北海道から九州までほとんど絶滅に近い状態となり、現在のところ四国西南海岸のみが確実な生息地として認められている。昭和38年の文化財保護委員会の特別調査の結果にもとづき、動物そのものを地域に定めずに指定して保存をはかることとしたものである。

カワウソ

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