絵画 油彩画 / 昭和以降
第48回光風会展戦後の中村の作品は、線の追及を第一に置く傾向がより一層顕著になる。個別のモチーフを黒に近いプルシャンブルーでとらえ、平塗りの筆遣いによる色の力だけで量感や奥行きを出し、画面全体のバランスをとろうとする工夫の跡が見られる。第48回光風会展に出品された。
チューリップ
中村研一
椅子による
鬼頭鍋三郎
座裸婦