歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 平安 鎌倉 南北朝
尊勝寺の庄園であった近江国香庄(秦荘町)の伝領を示す手継文書で、平安時代十四通、鎌倉時代十一通、南北朝時代六通を存している。本文書は香庄の成立、課役免除、領家職の伝領等を示す院庁下文、近江国宣、歴代譲状等がまとまって伝存し、平安時代の寺領庄園に関する代表的な文書として価値が高い。殊に第二、三巻の紙背に仏師として著名な法眼運慶の自筆裏書があって、美術史上にも注目されるものである。
三鈷寺文書(十一通)
武家手鑑(百五十通)
延喜式(九條家本)