工芸品 染織 / 明治
篤志看護婦人会の制服。身頃・袖飾りラペル・ペプラムは黒タフタ地。襟・カフスは白木綿地。胸元・袖口にコバルトブルーのバイアステープをパイピングする。スカートはゆるいフレアー型で、裾にミシンステッチが八本巡る。日本赤十字篤志婦人会は明治20年(1887)に結成され、有栖川宮妃の発議で29名の華族の婦人が参加した。11代鍋島直大夫人栄子もその中に名を連ね、初代会長も務めた。
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デイドレス
婦人乗馬服
鍋島栄子和歌短冊
鍋島栄子