伝統芸能 能楽
能楽は,能と狂言の総称です。能は14世紀頃に大成した,謡(うたい)と囃子(はやし)を伴奏に舞踊的な所作でストーリーが展開する歌舞劇です。様式化された極めて簡素な表現形式によって人の感情を繊細に表現します。一方,狂言はせりふによる喜劇であり,庶民の生活にみられるさまざまな笑いを描きます。能楽は後の人形浄瑠璃文楽(にんぎょうじょうるりぶんらく)や歌舞伎,さらに現代の芸術活動にも大きな影響を与えてきた我が国の代表的な伝統芸能であり,重要無形文化財に昭和32年に指定されています。
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人形浄瑠璃文楽
歌舞伎(伝統的な演技演出様式によって上演される歌舞伎)
歌舞伎