歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 鎌倉
『伊勢集』は、平安時代中期の女流歌人で三十六歌仙の一人である伊勢の私家集である。物語風の記述は、伊勢の生涯や当時の後宮文化を知る上にも貴重である。本書は藤原定家(1162~1241)監督の下に書写された鎌倉時代の古写本として、また完本として現存する最古写本として重要である。集付は勅撰集撰歌を示し、冷泉家相伝の証本として実際に使用されていたことを示している。
新古今和歌集〈上下/〉
僻案抄
九条殿御集