藤原重輔筆懐紙(たちいつる) ふじわらのしげすけひつかいし

歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 鎌倉

  • 石川県
  • 鎌倉
  • 紙本墨書
  • 縦30.6㎝ 横50.4㎝
  • 1幅
  • 金沢市立中村記念美術館 石川県金沢市本多町3-2-29
  • 重文指定年月日:20090710
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 金沢市
  • 国宝・重要文化財(美術品)

本懐紙の詠者藤原重輔は後鳥羽院の廷臣である。歌題を「詠餞遊女和歌(遊女に餞して詠める和歌)」とする一首懐紙「たちいつるなみたのかはにおふねうけてはるかにくたすたひをしそおもふ」の優品で、遊女への餞別として詠まれた珍しい和歌であり、当座の様子がしのばれる。小振りな文字で三行に書写されており、その筆致は端正な雰囲気を伝える。重輔の現存唯一の筆跡を伝えるものである。

藤原重輔筆懐紙(たちいつる) ふじわらのしげすけひつかいし

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