名草神社 本殿 なぐさじんじゃ ほんでん

建造物 宗教建築 / 江戸

  • 兵庫県
  • 江戸後期 / 1754
  • 桁行17.6m、梁間9.0m、一重、入母屋造、千鳥破風付、向拝三間、軒唐破風付、こけら葺
  • 1棟
  • 兵庫県養父市八鹿町石原
  • 重文指定年月日:20100629
    国宝指定年月日:
  • 名草神社
  • 重要文化財

 名草神社は、妙見山の山中に鎮座し、中世から近世にかけて但馬地方における妙見信仰の拠点として栄えた。
 本殿は、出石城下の大工と地元大工が棟梁を務め、正面向拝廻りの華やかな彫刻など、躍動感のある構成となっている。拝殿は、割拝殿形式の希少な遺構である。
 名草神社は、特異な平面と空間構成をもつ大型社殿で、豊かな彫刻や彩色で飾られ、当地方における先駆的な装飾をもつ神社建築として貴重である。

名草神社 本殿 なぐさじんじゃ ほんでん

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