鴛鴦模様紙挟 おしどりもようかみばさみ

工芸品 染織 / 江戸

  • 盛姫  (1811~1847)
  • もりひめ
  • 江戸時代後期
  • 縦17.2㎝ 横8.0㎝
  • 1点
  • 佐賀市松原2丁目5-22
  • 公益財団法人鍋島報效会

手細工は当時の女性の嗜みで、水辺の鴛鴦を種々の布の張り合わせで表す。羽毛の生え方、岩や幹の凹凸、葉の翻り方など、手遊びとは思えない緻密さをみせる。配色も構図も見事で、盛姫(10代佐賀藩主鍋島直正室)の優れた感覚と観察眼をうかがうことができる。後年、侯爵鍋島家12代直映夫人禎子へ譲られた。

鴛鴦模様紙挟 おしどりもようかみばさみ

ページトップへ