白氏文集〈巻第二十三、第三十八/(金沢文庫本)〉
はくしもんじゅう(ぶんしゅう) まきだいにじゅうさん だいさんじゅうはち かなざわぶんこぼん
歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 鎌倉
- 東京都
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鎌倉
- 紙本墨書、巻子装
- 巻第23 縦27.6㎝ 全長663.5㎝
巻第38 縦27.6㎝ 全長948.6㎝
- 2巻
- 東京都中野区上高田5-16-1
- 重文指定年月日:20140821
国宝指定年月日:
登録年月日:
- 公益財団法人三井文庫
- 国宝・重要文化財(美術品)
『白氏文集』は唐の白居易(772~846)の詩文集で、我が国には作者在世中の平安時代初期に伝えられ、その詩風は以後の日本文学に大きな影響を与えた。
巻第二十三は「哀祭文」、巻第三十八は「翰林制詔」を収載する。「哀祭文」は哀悼文と祭祀文、「翰林制詔」は翰林学士による詔勅の起草案文である。
本巻は鎌倉時代中期を下らない古写本で、印記から金沢文庫旧蔵本であることが知られる。漢籍受容史および訓点史料において貴重な資料である。